ピコトーニングは、ピコレーザーを顔全体に低出力で照射し、くすみ・シミ・色ムラ・肝斑などを少しずつ改善していく治療です。当院では毎回画像診断機で肌の状態を確認しながら、一人ひとりに合った照射を行っています。
「なんとなく顔がくすんで見える」「肝斑があってシミ治療に踏み切れない」「複数回通いながら少しずつ改善したい」という方に特に向いている治療です。まずは診察でお肌の状態を確認させてください。
ピコトーニングとは
ピコトーニングは、ピコ秒(1兆分の1秒)という超短パルスのレーザーを、顔全体に広く・均一に・低出力で照射する治療です。1点に集中して照射するスポット治療とは異なり、顔全体の色素を少しずつ分解していくアプローチです。
当院で使用しているのは、イタリアのQuanta社製「Discovery PICO PLUS(ディスカバリーピコプラス)」です。高い最大出力と均一なビームプロファイルが特徴で、出力にムラが少なく安定した照射が可能です。
肝斑の治療にピコトーニングをすすめる理由
肝斑は、通常のレーザーを強く当てると、かえって濃くなることがあります。ピコトーニングは低出力で少しずつ色素に働きかけるため、肝斑の治療において比較的安全に使用できる選択肢のひとつです。ただし過剰な照射はリスクになるため、当院では毎回画像診断を行いながら慎重に進めています。回数割引を設けていないのも、この理由からです。
このような方におすすめです
- 顔全体のくすみや色ムラが気になる方
- 肝斑があり、通常のシミ治療に不安がある方
- そばかすや細かいシミが広い範囲に散在している方
- ダウンタイムをなるべく抑えながら治療を続けたい方
- 他のレーザー治療と組み合わせて、肌全体を整えたい方
なお、シミの種類によっては、スポット照射など別の治療の方が適していることもあります。まずは診察でお肌の状態を確認した上で、ご提案します。
適応となる主な症状
肝斑(かんぱん)
30〜50代の女性に多く、頬骨周辺に左右対称に現れる薄茶色のシミです。紫外線やホルモンバランスの影響を受けやすく、強いレーザーを当てると悪化することがあります。ピコトーニングは低出力で少しずつ改善を目指すアプローチのため、肝斑に用いることができる治療です。
顔全体のくすみ・色ムラ
特定の色素斑というより、顔全体がくすんで見える・肌のトーンが不均一という場合に向いています。メラニンの過剰産生を抑えながら、全体的な明るさを出していきます。
雀卵斑(そばかす)
鼻や頬に散在する小さな色素斑で、広範囲に広がっている場合はスポット照射よりもトーニングの方が適していることがあります。
炎症後色素沈着・色素沈着全般
ニキビ跡や摩擦などで生じた色素沈着にも対応できます。肌の状態によってはスポット治療や他の治療との組み合わせをご提案することもあります。
治療の流れ
ダウンタイムと術後の注意事項
ピコトーニングはダウンタイムがほとんどない治療です。施術後に一時的な赤みが出ることはありますが、多くの場合は数時間で落ち着きます。テープ保護も基本的に必要ありません。
ただし、施術後のお肌は乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすい状態になっています。せっかくの治療効果を最大限に引き出すために、以下の点をお守りください。
術後の主な注意事項
- 日焼け止め(SPF50・PA++++)を毎日使用してください
- 十分な保湿を心がけてください
- 刺激の強いスキンケアや摩擦は避けてください
- 当日の入浴は可能ですが、肌を強くこすらないようにしてください
- トラネキサム酸・ビタミンCの内服を併用することで、より効果が期待できます
- 過剰照射は色素脱失のリスクがあるため、当院では毎回画像診断を行った上で照射回数を判断します
- 妊娠中・授乳中の方は施術を受けられません
料金(自由診療・税込)
| 施術内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| ピコトーニング 全顔 | ¥22,000 |
| ピコトーニング 鼻頬 | ¥11,000 |
| 初診料(画像診断機 NeoVoir撮影込) | ¥4,400 |
| 再診料 | ¥1,100 |
※トーニングは過剰照射のリスク管理のため、回数割引の設定をしていません。
※料金は予告なく変更になる場合があります。その他の施術料金は料金表ページをご確認ください。
よくあるご質問
痛みはありますか?
ほとんど痛みを感じない方が多いです。ピコトーニングは低出力での照射のため、軽い温感や輪ゴムで軽くはじかれる程度の感覚という方が多く、表面麻酔は通常必要ありません。
何回くらいで効果を感じますか?
個人差がありますが、5回以上の継続が目安です。1回ごとの変化は緩やかですが、回を重ねるにつれてくすみや色ムラの改善を実感していただけることが多いです。毎回の画像診断で変化を確認しながら進めます。
肝斑に本当に効きますか?
肝斑は改善が難しく、治療の種類や照射の強さを誤ると悪化することもあります。ピコトーニングは肝斑に使用できる選択肢のひとつですが、必ず効果が出るとお約束できるものではありません。また、内服薬(トラネキサム酸など)との併用が有効なケースもあります。診察でお肌の状態を確認した上でご提案します。
他のシミ治療と組み合わせることはできますか?
はい、可能です。当院では複数の施術を組み合わせた「カスタマイズ治療」もご用意しています。肌の状態に応じて最適な組み合わせをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
まずは診察でお肌の状態を確認した上で、最適な治療をご提案します。
ご相談だけでも歓迎です。お気軽にご受診ください。
※本ページの内容は情報提供を目的としたものであり、診断・治療を確約するものではありません。治療の適応・効果には個人差があります。医療広告ガイドラインに基づき作成しています。
※Discovery PICO PLUSは未承認医療機器です。当院医師の判断のもと個人輸入しております。同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。諸外国における安全性等に係る情報として、重大な副作用などが明らかになっていない可能性があります。
