XERF（ザーフ）

XERFとは？

加齢により肌はたるんでいきます。たるみは顔の輪郭を崩し、顔の印象を変えて老けて見える原因に。若いころの肌やお顔の印象を取り戻すには、お肌とお顔のたるみ改善が必要となります。

XERF（ザーフ）は高周波を使用した、たるみ治療の機械です。

高周波を用いて、皮膚の真皮〜深層脂肪層、筋層直上に熱を加えることで、たるみを引き締めます。

従来の高周波治療機との違いは、照射する事のできる周波数。

従来の高周波治療器に搭載されていた6.78MHzに加え、2MHzの周波数を照射することが可能になりました。

あわせて最新の冷却システムが導入されたチップを使用することで、表皮のダメージを抑制し、高周波によるたるみ治療の弱点であった痛みの軽減を実現できています。

また、照射する深さを3段階、照射する強さを10段階に調整できるようになり、お一人ずつに合わせたカスタマイズ治療が可能となりました。

このようなお悩みの方に

・顔のたるみが気になる
・フェイスラインのもたつき、ほうれい線やマリオネットラインが気になる
・顔のボリュームを抑えたい
・肌のハリツヤが欲しい
・ダウンタイムの少ないたるみ治療がしたい
・痛みの少ない、続けやすい治療がしたい

モノポーラRFによる高周波治療

XERFはモノポーラRFによる高周波治療です。高周波の電磁波が体の中の水分子と相互作用することによって、水分子の高周波振動と回転を引き起こし熱エネルギーを発生させ、この熱により真皮と皮下層の線維性隔膜ネットワークを広範囲に加熱することによって、肌のハリとツヤを改善し、顔面のボリュームを抑えるとともに輪郭を引き締める、たるみ改善効果を期待しています。

治療直後から2週間以内でコラーゲンの即時収縮による引き締め効果を実感でき、3～6か月かけて、高周波による熱損傷を受けた部位が治癒していく過程でコラーゲンが再生されます。

即時的な効果はもちろん、数ヶ月かけて徐々にたるみが引き締まってくるのも特徴です。

デュアル周波数のモノポーラRＦ

これまでにも様々な高周波の機械がありましたが、基本的には「6.78MHz」という単一の周波数での照射しかできませんでした。

とても良い治療なのですが、6.78MHzが得意とするのは表層から中層のエネルギー照射。

ただ、たるみの治療を行う場合、ある程深い層の攻撃も必要となります。

6.78HzのモノポーラRFでも出力を上げて照射すれば、エネルギー量が上がるので深く浸透させることはできます。

しかし、強いエネルギーでの照射は、治療に強い痛みを発生させてしまいます。

これが今までのモノポーラRFを使用した治療の最大のネックとなっていました。

この弱点を解消するべく開発されたのが、世界で初めての「デュアル周波数モノポーラRＦ」、XREFです。

高周波の特性として、2MHzは6.78MHzに比べてより深い組織に反応しやすい性質があります（高周波エネルギーが浸透する深さは、電磁波の周波数、組織の透過性、および組織の導電率に依存します）。

XERFは、6.78MHzと２MHzの両方を照射することにより、低い出力で深くまで高周波を届かせることができるようになりました。それにより、今までのモノポーラRF治療の弱点であった、痛みを少なくすることができています。

加えて、深くまで高周波が届く2MHzの出力を上げることで、さらに深い脂肪層までアプローチすることも可能となりました。

これによって引き締め効果に加えリフティング効果も期待できます。

骨格、筋肉量に合わせたカスタマイズ治療が可能

6.78 MHzと 2 MHzという2種類の周波数の組み合わせで深い層にアプローチできるということに加え、3段階の深さ、10段階の出力調整機能が搭載されています。

これにより、お顔のボリュームがある部位、もともと皮膚が薄い部位、たるみによって厚みが変わった部位など、お一人お一人のお顔の状態に合わせて効果的に熱エネルギーを浸透させることが可能となります。

安全性への配慮

XERFのもう一つの特徴は、安全で快適な治療ができる、という点です。

少し専門的な話となりますが、一般的な6.78MHzのモノポーラRFは、一回の照射で5～6回のパルスを同じ出力で照射し、同時に皮膚表面を火傷から守るために冷却ガスを照射する、固定型パルスと呼ばれる方法で照射しています。この固定型パルスを繰返し照射すると不快感や痛みを生じる可能性があるため、一般的な6.78MHzのモノポーラRFは表面麻酔を行ってから治療を行うものもあります。

XERFは「Wave Fit Pulse」という、特許取得している独特な構造で高周波を照射しています。Wave Fit Pulseは、設定に応じて3～12の可変エネルギーパルスを組み合わせるという独特な構造で、1サイクルごとに、まず冷却によって肌の表面を冷やしてから高周波の照射を行います。また、照射エネルギーと冷却の強さを自動で感知して調整するため、過剰な熱さを作り出さずに一定の熱作用を維持することができます。これによって、不快感や痛みを生じる可能性が少なく、心地よい温かみが続く治療が可能となります。そのため、XERFは麻酔を使用しない施術となります。

また、「エフェクター」と呼ばれる治療の時に肌に触れる部分には、表面温度をリアルタイムでモニタリングする温度センサーが5つ内蔵されています。この温度センサーにより、1ショット照射ごとに、操作画面とハンドピースのディスプレイに表面温度を表示することができます。加えて、一定以上の温度になると高周波照射を自動的にカットする「エネルギーカットオフ機能」が搭載されています。この機能により過度な温度上昇を防止することで火傷などの副作用のリスクを低減させています。

さらに、XERFのエフェクターは特許を取得している「スパイダーパターン」という電極構造を採用しています。一般的なモノポーラRFの電極構造は一体型電極構造といわれるもので、エフェクターの四隅の角の部分にエネルギーが集中して、火傷などの副作用の一因となっていると考えられています。XERFのスパイダーパターンは、くもの巣のような形の電極構造になっており、四隅の角の部分にエネルギーが集中することなく、肌に触れる部分に均一にエネルギーが伝達されることによって、副作用のリスクを最小限に抑えています。

XERFは、このような機能により安全で痛みを最小限に抑えた治療をサポートしています。

価格

スタンダード（顔、下顎を中心に）	¥ 99,000(税込)
プレミアム（顔、下顎、首まで）	¥ 165,000(税込)

※カスタマイズ治療と併せての施術ご希望の場合

スタンダード（顔、下顎を中心に）	￥89,000(税込)
プレミアム（顔、下顎、首まで）	￥155,000(税込)

施術の流れ

注意事項と副反応

・ペースメーカーなど電子金属機器を挿入した方は治療できません。

・妊娠中、授乳中の方には治療できません。

・非吸収性フィラーや美容インプラントを挿入した方は治療できません。

・直近6ヶ月以内に施術部位に脂肪注入または植皮を受けた方には治療はできません。

・直近4週以内にボトックスまたはフィラーを注入した方は治療はできません。

・ケロイドなど異常な創傷治癒の病歴がある方は治療ができません。そのほか病歴によって治療を受けられない場合があります。

・副反応として、治療後、肌表面の凹凸、皮膚感覚の変化、火傷、水疱形成、かさぶた/瘢痕、腫脹・浮腫、紫斑形成、紅斑/白色変化、じんましん（痒み）、単純ヘルペスが起こる可能性があります。

Q＆A

施術時間はどのくらいかかりますか？

照射量、照射範囲にもよりますが、30分～1時間ほどかかります。

ダウンタイムはありますか？

赤みや腫れが出る場合がありますが、大きなダウンタイムはないことがほとんどです。施術直後からお化粧もしていただけます。

痛みはありますか？

照射する時に、熱さを感じる程度です。お痛みが強い場合は、出力や冷却ガスの量を調整いたします。