ほくろ

ほくろ(母斑細胞母斑)は、メラニンを作る「母斑細胞」が増えることでできる良性のできものです。年齢とともに数が増え、ゆっくりと大きくなったり、平坦なものが盛り上がってくることがあります。見た目が気になる・衣類や洗顔時に引っかかるなど、様々な理由で治療を希望される方が多いです。

ほくろ治療の前に、必ずダーモスコピーで診断を行います

ほくろは良性のできものですが、見た目が似ている「悪性黒色腫(メラノーマ)」や「基底細胞癌」などの皮膚がんと区別が難しいことがあります。診断を曖昧にした状態でレーザーなどで除去してしまうと、悪性のものを不適切な形で処置することになり、再発や転移のリスクが出てきます。当院ではダーモスコピーを使用して必ず良悪性の診断を行った上で治療します。悪性の可能性が否定できない場合は病理組織検査を行います。たかがほくろと甘く見ず、悪性腫瘍の治療経験を持った医師の診察を受けることをお勧めします。

ほくろの治療方法

当院では保険適用の手術と自由診療のレーザー除去、両方に対応しています。どちらが適しているかは、ほくろの大きさ・深さ・位置・盛り上がりの有無などによって異なります。診察でご相談ください。

方法保険特徴向いているケース
電気メス 削って除去。3〜6ヶ月で周囲の肌と同じ色に 盛り上がりのあるほくろ。顔は跡が目立ちにくい
手術(切除縫合) メスで周囲の皮膚ごと切除して縫合。1〜2週間で抜糸 大きいほくろ・深いほくろ・悪性が疑われるもの
レーザー除去
(Qスイッチルビー・ピコレーザー)
×(自費) 色素のみを除去。盛り上がりは取れない。複数回照射が必要なことがある 盛り上がりのない平らなほくろ

保険適用の治療

① 電気メス

局所麻酔の注射を行い、ほくろの深さに応じて削る範囲を調節しながら除去します。手術後1〜2週間で表面のキズがふさがり、しばらく赤みが残りますが通常3〜6ヶ月で周囲の皮膚と同じ色に戻ります。わずかなへこみが残ることがあります。

② 手術(切除縫合)

メスで周囲の皮膚ごと切り取り、縫合します。1〜2週間後に抜糸します。部位や大きさによっては縫合しない方が美しく仕上がることもあります。病理組織検査が必要な場合もこの方法で行います。

自由診療の治療

レーザー除去(Qスイッチルビーレーザー・ピコレーザー)

主に盛り上がりのない平らなほくろに対して、色素のみを除去する治療です。傷跡が残りにくく他の皮膚と同じような質感になるため、ご希望の方が多い施術です。

レーザー除去の注意点

  • 盛り上がりを取ることはできません
  • 1度の施術で取り切れないことがあり、複数回の照射が必要になることがあります
  • 母斑細胞(ほくろの細胞)は取り除けないため、後々盛り上がってくることがあります
  • 色素のみの除去となるため、ほくろの細胞が残ります
料金(税込)
黒子色素除去(Qスイッチルビーレーザー・ピコレーザー)5mmまで¥7,150 / 照射1回につき

※保険診療の手術については診察でお見積もりします。
※料金は予告なく変更になる場合があります。最新の料金は料金表ページをご確認ください。

手術症例

30代女性・頬のほくろ|保険診療・電気メスによる除去

ほくろ除去 術前

術前

ほくろ除去 術後半年

術後半年

頬のほくろを電気メスで除去した症例です。術後半年経過で、周囲の皮膚に馴染んでいます。個人差がありますので、詳しくは診察でご相談ください。

よくあるご質問

保険診療と自費レーザー、どちらがいいですか?

盛り上がりのあるほくろは電気メスや手術(保険適用)が適しています。盛り上がりがなく平らなほくろで傷跡をできるだけ残したくない場合はレーザー(自費)が選択肢になります。診察でほくろの状態を確認した上でご提案します。

ほくろはがんになりますか?

多くのほくろは良性ですが、一部のほくろは悪性黒色腫(メラノーマ)などの皮膚がんと見分けがつきにくいことがあります。急に大きくなる・形が不規則・色にムラがある・出血するなどの変化がある場合はお早めに受診してください。当院ではダーモスコピーで必ず診断してから治療を行います。

手術当日から治療できますか?

空きがあれば当日の手術にも対応しています。ご希望の場合は予約時またはご来院時にお申し出ください。

ほくろでお悩みの方は、まずはダーモスコピーによる診察からお気軽にご相談ください。
保険診療・自費治療どちらにも対応しています。

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※本ページの内容は情報提供を目的としたものであり、診断・治療を確約するものではありません。治療の適応・効果には個人差があります。症例写真は個人の結果であり、すべての方に同様の結果が得られるものではありません。医療広告ガイドラインに基づき作成しています。