ひょう疽(ひょうそ)は、指先に起こる細菌感染症です。爪の周囲が赤く腫れて痛みが出るのが特徴で、放置すると膿がたまり、さらに悪化すると骨にまで感染が及ぶことがあります。指先の腫れや痛みが続く場合はお早めにご受診ください。
ひょう疽(ひょうそ)とは
ひょう疽は、ささくれや手荒れによる亀裂・小さな傷などから細菌が侵入して発症する指先の感染症です。爪の縁(爪郭部)が赤く腫れ、強い痛みが生じます。膿がたまると皮膚が緊張してズキズキした拍動性の痛みになります。
さらに悪化すると指の腹部全体に感染が広がったり、まれに腱鞘炎・骨髄炎(骨への感染)に進行することもあります。早期の治療が重要です。
主な原因菌
- 黄色ブドウ球菌(最も多い)
- レンサ球菌
- 大腸菌・緑膿菌(まれ)
糖尿病の方や免疫力が低下している方は感染が広がりやすいため、特に早めの受診をお勧めします。
治療
感染の程度・深さ・原因菌を丁寧に診察した上で、以下の治療を行います。
抗菌薬の内服・外用
軽度〜中等度の場合は抗菌薬の内服・外用薬で治療します。感染している細菌を完全に死滅させないと再発するため、症状が落ち着いても医師の指示があるまで治療を継続することが大切です。場合によっては治療が長引くこともあります。
切開・排膿
膿がたまっている場合は、局所麻酔をした上で切開して膿を排出します。切開によって内部の圧力が下がり、痛みが大幅に楽になります。切開後も抗菌薬の継続が必要です。
このような症状がある場合はお早めにご受診ください
- 指先が赤く腫れて熱を持ち、ズキズキ痛む
- 爪の周囲から膿が出ている
- 腫れが指の腹部全体に広がってきた
- 市販薬を使っても改善しない・悪化している
- 糖尿病がある・免疫が低下している
自己処置はしないでください
針などで自分で膿を出そうとすると、感染が周囲に広がって悪化することがあります。膿がたまっている場合は必ず受診して処置を受けてください。
指先の腫れ・化膿でお悩みの方は、お気軽にご受診ください。
悪化する前の早めの受診をお勧めします。
※本ページの内容は情報提供を目的としたものであり、診断・治療を確約するものではありません。医療広告ガイドラインに基づき作成しています。
