ピアス

ピアス

当院では、耳たぶのピアスの穴あけを行っています。ピアスの穴あけは医療行為にあたります。手軽に自分で開けられる方もおられますが、不適切な処置で炎症や細菌感染を起こし、受診される方が多いのも現状です。当院では、衛生的で安全なピアスの穴あけを行っています。

施術の流れ

ピアスの穴あけをご希望の場合、予約は不要です。当日そのままご来院ください(診察等の混雑状況により、お待ちいただく場合もございます)。

ピアス穴あけ 片耳 5,500円(税込)/両耳 8,800円(税込)

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問診

ピアスを開ける前に、アレルギーが無いかなどの確認を行います。

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ピアスを選ぶ

当院では、スウェーデンに本社を持つ、ブロムダール社のチタン製ピアスを採用しています。安全性が高く、デザインも豊富です。また、ご希望の方は、いかなる金属アレルギーの心配もない医療用プラスチック製ピアスのご案内も可能です。過去のピアッシングなどで金属アレルギーが疑われる場合や、ご希望の方には、当院にて金属アレルギー検査(パッチテスト)も行えます。詳細はこちらをご覧下さい。

ピアスはこちらの2種類からお選びいただけます。目立ちにくいすべてチタン製のものと、シンプルなクリスタルが付いたものです。

また、ご希望があればこちらの表から好きなピアスを選んでいただくこともできます。その場合はお取り寄せに1週間ほどお時間をいただきます。また、送料の880円(税込)をご負担いただく形となります。

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マーキング

ピアスを開けたい場所にマーキングを行い、ピアスを選んでいただきます。
※当院では耳たぶ以外の部位のピアス施術はいたしておりません。

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ピアス装着

ピアッサーで、瞬時に装着します。痛みはつけたあとから、その日は少し痛む程度です。

安定したピアスホールを完成させるために

6週間、ファーストピアスは外さないでください。(耳たぶが厚い方は8週間)
ピアッシング直後、皮膚は傷ついている状態です。細菌感染を起こさないよう、清潔に保つことが大切です。アルコールなどで消毒をする必要はありませんが、毎日1〜2回、石鹸やボディソープで泡を作り、優しく指でこすり洗いをし、流水で流すようにしてください。不必要に触らないようにしましょう。安定したピアスホールが出来るのには6か月かかります。

よくあるピアスのトラブル

  • 細菌感染

洗浄が不十分であったり、触り過ぎたりすると細菌がはいり化膿することがあります。
炎症が強い場合、ホールが安定する前であっても一度ピアスを外さなければならないことがあります。外す必要があったとしても、シリコンチューブなどでホールを維持することもできますので、ご相談ください。

  • 金属アレルギー

一般的にピアスは金属製です。金属は汗などの体液に触れると溶け出し、金属イオンとなって体内に入り込みます。免疫の働きにより、体内に入った金属イオンが異物と認識されると、金属アレルギーとして炎症が生じます。そのため、溶けやすいニッケルやコバルトは金属アレルギーを起こしやすく、安定性の高いプラチナはアレルギーを起こしにくいと言われています。
その点、チタンは空気に触れると酸化して、表面に「酸化被膜」という膜をつくるため、汗に触れても溶け出すことがほとんどありません。金属アレルギーを起こすリスクが極めて低く、軽くて丈夫な上、耐食性も高いので、初めて開けるピアスには最適な素材です。

  • しこり

ピアスホールは傷あととして完成されるため、しこりが残ります。多少のしこりは問題がありませんが、しこりが大きくなってきたり、痛みが出てきたりした場合、粉瘤(皮膚腫瘍)やケロイドの可能性があります。ご受診ください。

  • ケロイド

体質的に傷跡が盛り上がりやすい方が一定数おられます。場合により、開けたピアスホール部が盛り上がり、硬く大きくなってきます。また、もともとケロイド体質の方はピアスを開けないことをおすすめします。