首のイボでお悩みの方へ

首やデコルテなどにできる小さな皮膚のできもので、多くは良性で、健康上大きな問題になることは少ないものの、
「見た目が気になる」「引っかかる」「数が増えてきた」などの理由で受診される方が多くいらっしゃいます。

首元は人目につきやすく、自己処理によるトラブルも起こりやすいため、皮膚科での診察をおすすめします。


首のイボ(軟性線維腫)とは?

2mm程度の大きさで、だいだい色や茶色のポツポツとしたできものです。別名、スキンタグ(Skin tag)と呼ばれます。首や腋、そけい部などの皮膚にたるみがある部分によくできます。30代を過ぎる頃から増えてきますが、体質的にできやすい方もいるため、20代であっても症状に悩むことがあります。良性のできものであり、健康上の問題はありませんが、美容的な観点から除去を希望される方が多いです。

軟性線維腫はウイルス感染によるイボとは別物で、紫外線と摩擦、加齢性の変化が合わさって発症すると考えられています。理想的な肌状態でははがれ落ちる角質も、新陳代謝の衰えによって肌に留まってしまいがちです。そうなると角質が厚くなりやすく、イボとなって盛り上がってしまいます。


よく見られる症状

首イボには、次のような特徴があります。

  • 小さくぶら下がるような形
  • 肌色〜茶色
  • 痛みやかゆみはほとんどない
  • 数が徐々に増えてくることがある
  • 衣服やアクセサリーに引っかかる

見た目が似ていても、別の皮膚疾患の場合もあるため注意が必要です。


首イボができやすい要因

首イボは、以下のような要因が関係すると考えられています。

  • 加齢
  • 首まわりの摩擦(衣類・ネックレスなど)
  • 皮膚のたるみ
  • 体質や生活習慣

※必ずしも生活習慣が原因とは限らず、個人差があります。


皮膚科での診断が大切な理由

首イボは良性であることが多いものの、以下のようなものと見た目が似ている場合があります。

自己判断で削ったり切ったりすると、出血・炎症・跡が残る原因になることがあります。
安全のためにも、皮膚科での診察をおすすめします。


首イボの治療について

保険診療の場合、液体窒素による凍結療法を行います。また、イボの形によっては医療用のハサミを用いて切除することもあります。その方の状態に応じた方法で除去を行います。

液体窒素療法には色素沈着のリスクがあり、また同時に行うことのできる個数に制限があります。週に1度を目安に、複数回の治療を行うことで少しずつ取っていきます。

多数の首イボを一気にとる場合、電気メスを用いてまとめて除去してしまうこともおすすめしています。その場合は自由診療の扱いとなります。受診の際にご希望も合わせて伺いますので、ご相談ください。


日常生活で気をつけるポイント

首イボが気になる方は、以下の点に注意してみてください。

  • 首元を強くこすらない
  • 衣類やアクセサリーによる摩擦を減らす
  • スキンケアはやさしく行う
  • 汗をかいた後は清潔を保つ

日常の刺激を減らすことで、トラブル予防につながることがあります。


当院での治療について

首イボが気になる方、数が増えてきたと感じる方はお気軽にご相談ください。
当院では皮膚科専門医が診察を行い、状態に応じた対応をご提案します。


よくあるご質問

首イボは放っておいても大丈夫ですか?

多くは良性ですが、急に大きくなる・痛みがある・色が変わる場合は受診をおすすめします。

首イボとウイルス性イボの違いは?

見た目が似ていても原因や治療方法が異なります。診察で判断します。

保険診療になりますか?

症状や対応方法によって異なります。電気メスによる除去は自由診療となります(頚部前面 50,000円~)。診察時にご説明いたします。